BeautiFill脂肪注入 モニター施術

2023年2月25日│Blog

 

お顔へのBeautiFill 脂肪注入、モニター施術の様子です。

   

   

まず専門医によるカウンセリングのあと、注入部位を決定します。

患者さまごとに最も若々しく美しいイメージを獲得できるよう、注入部位と量をアレンジします。

 

   

   

局所麻酔で無痛の状態になった後に、レーザー式脂肪吸引注入機(ライポライフ)により脂肪を採取していきます。

  

レーザーにより脂肪細胞や周囲組織にダメージを加えずに優しく脂肪を採取するため、

体にとっては痛みや内出血、治療後の腫れなどのダウンタイムがほとんどありません。

    

採取する脂肪細胞はほとんど血液成分を含まず、細胞自体も破壊されていないので注入したボリュームがほぼすべて定着してくれます。

   

  

採取した脂肪細胞を注射器に移し替えます。

お顔全体への注入の場合は、10〜20 ml ほど採取できればじゅうぶんですので、痩せ型の方でも治療を受けていただけます。

ヒアルロン酸で同量の注入をおこなった場合を想像すれば、お顔の印象が劇的に改善します。

さらにもともとお顔のボリュームを維持している成分そのものの脂肪細胞を注入しますので、ヒアルロン酸などのフィラーよりも自然な出来上がりになり、永久に効果が持続するのが特徴です。

   

  

注入用専用のの注射器、注射針に脂肪細胞をセットします。

  

右の4本は microfat(マイクロファット)と呼ばれる、ボリュームを増やしてたるみやほうれい線などのシワを改善するのに適した脂肪細胞です。

ボリュームの大きな成熟脂肪細胞を多く含んでいるため、きれいな黄色をしています。

   

左の2本は nanofat(ナノファット)と呼ばれる、シミやくすみ、毛穴や炎症などの肌質を改善するのに適した細胞です。

ナノファットはマイクロファットから大きさの大きい細胞を濾過して作成します。

その中には幹細胞などの組織を修復する作用を持った細胞が多く含まれ、SVF(Stromal Vascular Fraction : 間質血管細胞群)とも呼ばれます。

茶色っぽく見えるのは血液の色ではなく、中性脂肪を多く含んだ成熟脂肪細胞が取り除かれたためです。

   

   

  

お顔に脂肪注入をおこないます。

クリームの麻酔と、注入部位の局所麻酔で痛みなく注入がおこなえます。

 

マイクロファットはたるみを取るために治療前にマーキングした部位の皮膚の下(皮下組織)に注入していきます。

ナノファットはお顔全体の肌質を改善するために皮膚の中に注入していきます。首や手の甲の若返りにも有効です。

   

   

治療にかかる時間はおよそ1時間程度です。

   

   

治療後は 1週間、脂肪採取部位の圧迫下着(腹帯など)を着用していただきます。

お顔は特に術後の制限はなく、当日から洗顔もおこなっていただけます。メイクは翌日からをおすすめしています。