下眼瞼たるみとり(ハムラ法)

  • 施術時間 2〜3時間
  • 麻酔 静脈麻酔+局所麻酔
  • ダウンタイム 翌日からデスクワーク可能 はれ、むくみ
  • 洗顔・入浴等 翌日から洗顔、シャワー浴可能

このような方におすすめ

  • 目の下のたるみ、ふくらみが気になる
  • 皮膚のあまりが多く重度のふくらみがある
  • 1回の施術でずっと続く効果持続が欲しい

施術内容

目の下のたるみ、ふくらみは、年齢を感じさせる大きな原因になります。
下まぶたは、皮膚がたるんでしわになるだけでなく、眼球の下にある脂肪(眼窩脂肪)を支えている組織(眼窩隔膜)が加齢によりたるみ、脂肪が前にせり出すことにより、ふくらみが目立ちやすくなります。
眼窩脂肪のせり出しが比較的軽度の場合は目の下のクマ(影グマ)に見え、さらに重度になると目の下のたるみの印象となります。

ハムラ法による下眼瞼たるみとりは、まつ毛の際の部位でたるんだ皮膚を取り除き、せり出した脂肪をその下の谷になっているところに一部移動することにより山と谷の高さをならして平坦にする手術治療です。
直接的に皮膚のあまりを切除し、ふくらみの高低差を調整するので、目の下のたるみが重度の方に適した効果の強い治療法です。
術後は目の下のたるみ、ふくらみが改善されてすっきりとした若々しい印象になります。

下眼瞼たるみとり(ハムラ法)

施術の方法

麻酔

静脈麻酔と局所麻酔を併用することにより、痛みを感じずに眠っている間に手術を終了することができます。ご希望の方には静脈麻酔の際に必要な点滴の前準備として、シールタイプの局所麻酔を追加することもできます。

手術

まつ毛の際の目立ちにくい部分を切開し、あまっている皮膚を引き上げて取り除きます。
眼窩脂肪は谷になっているくぼみの部分に一部移動して高さを平たくならします。
下まぶたが下側に引っ張られる変形(外反変形)を予防し、はりを持続させるために、目の周りを取り囲む筋肉(眼輪筋)の一部を吊り上げて目の外側の部分に固定します。
縫合は傷あとが残らないよう、非吸収性の糸を用いておこないます。

術後の保護

内出血を予防するために手術当日はガーゼでの圧迫をおこないます。

術前診察と治療法選択のポイント

  1. 目の下のふくらみの程度、皮膚のたるみの程度を診察したうえで、脂肪切除による下眼瞼たるみとりが適しているかをご相談いたします。皮膚のたるみが少ない比較的軽度のたるみの場合には、脂肪切除やBeautiFill脂肪注入も検討します。
  2. 術後のはれの期間を想定したうえで、手術のスケジュールをご相談いたします。

術後経過

出血、内出血 結膜は血流がよく出血しやすい部位であるため、手術当日はできるだけ安静にすごしていただく必要があります。翌日以降出血することは稀ですので、優しく洗顔を開始していただいて構いません。内出血は通常1〜2週間ほどで自然に吸収され消失していきます。
目のゴロゴロする違和感、充血 術後、目がゴロゴロする違和感が出ることがあります。また、軽度の目の充血が起きることもあります。これらは自然に治癒し、違和感は通常数日ほどでおさまります。
はれ、むくみ 程度の個人差はありますが、術後に手術部位のはれが起こります。そのため、手術後しばらくは左右のまぶたの開き具合やたるみの改善の程度、顔の印象などを評価しにくい状態になります。はれが引くのは通常2〜4週間ほどかかります。印象の最終評価には6ヶ月ほどを見込みます。
涙目 はれにより涙の通り道が圧迫されることで一時的に涙目になることがあります。はれの改善とともに自然におさまります。
手術部位の知覚低下 手術部位の皮膚の知覚は術後低下し、術後数ヶ月から長い方で1年ほどでゆっくりと回復してきます。
傷あと 手術後しばらくは縫合部に赤みや固さなどの組織の反応がおきます。時間の経過とともに落ち着いて目立ちにくい傷あとになっていきます。期間には個人差がありますが、およそ2〜6ヶ月ほどかかります。

起こりうるリスク

感染
創部の感染の危険性は非常に低いですがゼロではありません。感染の兆候がある場合は、抗生剤治療などを検討する必要があります。
頬の平坦化
目の下のふくらみにより一見すると脂肪が増えたように見えますが、加齢にともなう脂肪の萎縮により頬全体のボリュームは一般的には減少しています。ハムラ法は脂肪の量を補う治療ではなく、ずらして平坦化する治療ですので、横から見ると術後は頬が平坦化した印象に見えることがあります。根本的な治療としては、BeautiFill脂肪注入を検討する必要があります。
外反変形
あまりに大幅に皮膚を切除すると、下まぶたが下に引っ張られてあっかんべーをしているような外反変形になる恐れがあります。無理のない治療計画にすることが大切です。

料金

下眼瞼たるみとり(ハムラ法) 重度のたるみに対して、下眼瞼の膨らみを平らに修正します。 ¥495,000
モニター募集│モニター料金で治療をご提供しております

FAQ

術後の痛みはどれくらい続きますか?
ほとんどの場合は術後の痛み止めで痛みを感じない程度良好にコントロールされます。痛みは通常1週間ほどで自然に落ち着きます。
仕事はいつから復帰できますか?
デスクワークは手術翌日から再開できます。体をよく動かすお仕事や運動は、術後1週間後から再開できます。
洗顔はいつから可能ですか?
手術翌日の診察で問題なければ、優しく洗顔を開始していただけます。
シャワー浴はいつから可能ですか?
手術翌日からシャワー浴は可能です。あたたまりすぎなければ入浴も翌日から可能です。
お化粧はいつから可能ですか?
下まぶたの周囲を避ければ当日からスキンケア、お化粧ともに可能です。抜糸翌日からは下まぶたも含めて開始していただいて構いません。