下眼瞼たるみとり(脂肪切除)
1〜2時間
静脈麻酔+局所麻酔
翌日からデスクワーク可能
当日から洗顔、シャワー浴可能
このような方におすすめ
- 目の下のたるみ、ふくらみが気になる
- 皮膚のあまりは少なく軽度のふくらみがある
- 表面に傷あとを残さない治療がいい
- 1回の施術でずっと続く効果持続が欲しい

施術内容
目の下のたるみ、ふくらみは、年齢を感じさせる大きな原因になります。
下まぶたは、皮膚がたるんでしわになるだけでなく、眼球の下にある脂肪(眼窩脂肪)を支えている組織(眼窩隔膜)が加齢によりたるみ、脂肪が前にせり出すことにより、ふくらみが目立ちやすくなります。
眼窩脂肪のせり出しが比較的軽度の場合は目の下のクマ(影グマ)に見え、さらに重度になると目の下のたるみの印象となります。
脂肪切除術は、表面の皮膚を切開することなく、まぶたの裏側(眼瞼結膜)を小切開して眼窩脂肪を減量する手術治療です。
皮膚のあまりの切除はおこなわないため、目の下の皮膚のあまりが少ない方に適した治療法です。
術後は目の下のたるみ、ふくらみが改善されてすっきりとした若々しい印象になります。
施術の方法
麻酔
静脈麻酔と局所麻酔を併用することにより、痛みを感じずに眠っている間に手術を終了することができます。ご希望の方には静脈麻酔の際に必要な点滴の前準備として、シールタイプの局所麻酔を追加することもできます。
手術
まぶたの裏側(眼瞼結膜)を小切開して眼窩脂肪を減量します。
結膜側の切開部位の縫合は通常必要とせず、数日で自然に治癒していきます。
術後の保護
結膜側からの処置ですので、表面からのガーゼ保護等はありません。違和感を軽減して眼球を保護するために目薬を処方いたします。
術前診察と治療法選択のポイント
- 目の下のふくらみの程度、皮膚のたるみの程度を診察したうえで、脂肪切除による下眼瞼たるみとりが適しているかをご相談いたします。皮膚のたるみが大きい比較的重度のたるみの場合には、ハムラ法やBeautiFill脂肪注入も検討します。
- 術後のはれの期間を想定したうえで、手術のスケジュールをご相談いたします。
術後経過
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結膜は血流がよく出血しやすい部位であるため、手術当日はできるだけ安静にすごしていただく必要があります。翌日以降出血することは稀です。内出血が起きることはごく稀ですが、通常2〜3週間ほどで自然に吸収され消失していきます。 |
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術後、目がゴロゴロする違和感が出ることがあります。また、軽度の目の充血が起きることもあります。これらは自然に治癒し、違和感は通常数日ほどでおさまります。 |
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程度の個人差はありますが、術後にごく軽度のはれが起こります。はれが引くのは通常数週〜1ヶ月ほどかかります。 |
起こりうるリスク
- 感染
- 創部の感染の危険性は非常に低いですがゼロではありません。感染の兆候がある場合は、抗生剤治療などを検討する必要があります。
- 皮膚のたるみ
- 皮膚のあまりが大きい場合に眼窩脂肪の減量だけをおこなうと皮膚のたるみが残ったりかえって目立つことがあります。このような場合にはハムラ法やBeautiFill脂肪注入などの治療を検討する必要があります。
- 逆さまつ毛
- ごく稀ですが結膜の切開部が収縮して閉じると、下まつ毛の向きがじゃっかん内側に引っ張られることがあります。必要時には切開部の収縮した組織を切除する修正術を検討します。
料金
下眼瞼たるみとり(ハムラ法) | 重度のたるみに対して、下眼瞼の膨らみを平らに修正します。 | ¥495,000 |
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FAQ
術後の痛みはどれくらい続きますか?
ほとんどの場合は術後の痛み止めで痛みを感じない程度良好にコントロールされます。痛みは通常1週間ほどで自然に落ち着きます。まぶたのゴロゴロする違和感が数日間生じることもあるため、術後に目薬もご使用いただきます。
仕事はいつから復帰できますか?
デスクワークは手術翌日から再開できます。体をよく動かすお仕事や運動は、術後1週間後から再開できます。
洗顔はいつから可能ですか?
手術当日から優しく洗顔を開始していただいて構いません。
シャワー浴はいつから可能ですか?
手術翌日からシャワー浴は可能です。あたたまりすぎなければ入浴も翌日から可能です。
お化粧はいつから可能ですか?
当日からスキンケア、お化粧ともに可能です。