上眼瞼リフト(眉毛下切開)

  • 施術時間 1~2時間
  • 麻酔 局所麻酔
  • ダウンタイム 翌日からデスクワーク可能
    はれ・むくみ

このような方におすすめ

  • 皮膚性の眼瞼下垂と診断されたことがある
  • まぶたが開きにくく重い感じがする
  • 目をパッチリさせたい
  • まぶたの皮膚がたるんで二重まぶたが狭くなってきた
  • 1回の施術でずっと続く効果持続が欲しい
イメージ図

施術内容

眉毛のすぐ下の部分で皮膚のたるみを切除してまぶたの皮膚のかぶさりを改善し、自然な二重まぶたのぱっちりした目の印象にする手術治療です。
眼瞼挙筋の機能に問題なく、皮膚のたるみにより重い感じのまぶたの形になっている方に有効です。

傷あとは眉毛の下のラインに合わせることで時間の経過とともに目立たなくなっていきます。
まぶたの皮膚は上(眉毛側)が厚く、下(まつ毛側)に行くほど薄くしなやかになる構造をしています。挙筋前転法で用いるような二重まぶたのラインでの大幅な皮膚切除をおこなうと、上の方にあった厚く固い皮膚が二重まぶたのラインに直結することになり、厚ぼったい印象を与えることがあります。若い時の印象のままのぱっちりした自然な二重まぶたのかたちにするには、眉毛下切除は適した方法です。

上眼瞼リフト(眉毛下切開)

施術の方法

麻酔

局所麻酔だけでじゅうぶんに痛みをなくした状態で治療が可能です。ご希望の方には局所麻酔前に短時間効果を発揮するタイプの静脈麻酔を併用することができますが、まぶたの開き具合を左右で比較する必要があるため、必要時には静脈麻酔の程度を浅く調節させていただきます。

手術

眉毛のすぐ下の部分で、たるみの原因となっている皮膚を必要量切除します。
左右差が出ないように、手術中に眼瞼挙筋の上げ具合を慎重に確認します。

術後の保護

内出血を予防するために手術当日はガーゼでの圧迫をおこないます。

術前診察と治療法選択のポイント

  1. 眼瞼下垂の原因、程度、挙筋筋肉と皮膚のそれぞれの状態などを診察したうえで、眉毛か切開が適しているかをご相談いたします。眼瞼挙筋の機能に障害のある腱膜性眼瞼下垂や皮膚のたるみを伴わない眼瞼下垂の場合は挙筋前転法や埋没挙上法も検討します。
  2. 眼瞼下垂が改善されると目の開き具合はもちろんですが、額の筋肉の緊張具合、眉毛の上がり具合、二重まぶたの幅なども変化し、顔の印象に影響を与えます。眉毛下切開は表面の皮膚のみに対する手術であるため、医療用クリップを用いて眉毛の下の皮膚をもちあげて手術シミュレーションをおこなうこともできます。予想される変化をご説明したうえで、眉毛下切開が適しているかをご相談いたします。
  3. 術後のはれの期間を想定したうえで、手術のスケジュールをご相談いたします。

術後経過

出血、内出血 まぶたは血流がよく出血しやすい部位であるため、手術当日はできるだけ安静にすごしていただく必要があります。翌日以降出血することは稀ですので、優しく洗顔を開始していただいて構いません。内出血は通常1〜2週間ほどで自然に吸収され消失していきます。
はれ、むくみ 程度の個人差はありますが、術後にまぶたのはれが起こります。そのため、手術後しばらくは左右のまぶたの開き具合や二重まぶたの状態、目の印象などを評価しにくい状態になります。はれが引くのは通常1〜2ヶ月ほどかかります。印象の最終評価には6ヶ月ほどを見込みます。
手術部位の知覚低下 手術部位の皮膚の知覚は術後低下し、術後数ヶ月から長い方で1年ほどでゆっくりと回復してきます。
傷あと 手術後しばらくは縫合部に赤みや固さなどの組織の反応がおきます。時間の経過とともに落ち着いて目立ちにくい傷あとになっていきます。期間には個人差がありますが、およそ2〜6ヶ月ほどかかります。
印象の変化 眼瞼下垂が改善されると目の開き具合はもちろんですが、額の筋肉の緊張具合、眉毛の上がり具合、二重まぶたの幅なども変化します。

起こりうるリスク

感染
創部の感染の危険性は非常に低いですがゼロではありません。感染の兆候がある場合は、抗生剤治療などを検討する必要があります。
皮下縫合の糸の露出
表面の皮膚縫合をおこなう非吸収性の糸は術後1週間で抜糸します。皮下を縫う吸収性の糸は吸収されてなくなるまでに3〜4ヶ月ほど要します。小さな範囲で細かい縫合をおこなうため、その前に皮下の吸収性の糸が表面に露出することが稀にあります。そのような場合には、露出している糸を切除する処置をおこないます。
目立つ傷あと
眉毛の下は通常傷あとが目立たなくきれいになりやすい部位ですが、ごく稀に術後の皮膚のテンションにより若干幅が広がったり、地肌の色との違いがわかることがあります。必要時には傷あとを切除して再縫合する修正術を検討します。
傷あとの端の皮膚のふくらみ(ドッグイヤー)
短い長さの傷で幅広く皮膚のたるみを切除すると、傷あとの両端に皮膚のゆがみが生じてふくらんで見えることがあり、これを「ドッグイヤー」と呼びます。必要時にはドッグイヤーを切除して再縫合する修正術を検討します。

料金

上眼瞼リフト(眉毛下切開) 眉毛の下で上まぶたのたるんだ皮膚を切除し目をすっきりさせます。 ¥330,000
モニター募集│モニター料金で治療をご提供しております

FAQ

術後の痛みはどれくらい続きますか?
ほとんどの場合は術後の痛み止めで痛みを感じない程度良好にコントロールされます。痛みは通常1週間ほどで自然に落ち着きます。
仕事はいつから復帰できますか?
デスクワークは手術翌日から再開できます。体をよく動かすお仕事や運動は、術後1週間後から再開できます。
洗顔はいつから可能ですか?
手術翌日から優しく洗顔を開始していただいて構いません。
シャワー浴はいつから可能ですか?
手術当日から創部を濡らさないようにすればシャワー浴は可能です。あたたまりすぎなければ入浴も翌日から可能です。
お化粧はいつから可能ですか?
手術部位の周囲を避ければ当日からスキンケア、お化粧ともに可能です。抜糸翌日からは手術部位も含めて開始していただいて構いません。