【ASI】副腎ストレス指数パネル

副腎から分泌されるコルチゾールの日内変動を唾液で4回測定し、副腎疲労の有無を確認する検査です。また、コルチゾールの分泌リズムを乱す5つの要因も調べます。

  • 検査の種類 唾液検査
  • 予約の必要性 事前予約必要
  • 結果判明までの期間 約3週間
  • 推奨される検査の頻度 治療プロトコルの終了後に再検査(目安は3カ月)
血液検査のイメージ

副腎から分泌されるストレスホルモン“コルチゾール”の日内変動を調べる検査です。

コルチゾールは私たちが外界からの刺激にうまく応答して生きていくために欠くことの出来ない重要なホルモンですが、過度のストレス等によりうまく分泌されなくなると副腎疲労につながります。

起床時から就寝前まで、計4回唾液を採取し、コルチゾールが適切なリズムを持って分泌されているかを確認します。また、本検査パネルでは、コルチゾールのリズムを乱す5つの要因についても同時に調べることが出来ます。

検査の内容

LC-MS/MSにより測定
唾液検査のゴールドスタンダードと呼べる装置を使用して行います。
本検査の臨床的適応
ストレス、元気がない/疲労、腹部の脂肪増加、不眠症/睡眠障害、不安、抑うつ、血糖調節異常など
本検査の意義
ストレスが視床下部‐下垂体‐副腎系や体全体に及ぼす影響の評価に有用です。副腎分泌の複数の指標であるコルチゾール、DHEA、17-ヒドロキシプロゲステロンを測定することで副腎疲労レベルの特定・評価します。総sIgA、グリアジンsIgAを測定することでストレスと免疫機能の関係を評価します。

検査方法

必ず事前のご予約が必要です。
唾液採取による検査です。

検査結果のご報告

検査結果レポート(日本語)が発行されます。
検査結果が判明するのに約3週間ほどかかります。

検査結果のご報告は、メール等での報告書送付のみか、来院もしくはオンラインでの医師からのご説明かをお選びいただけます。

料金

【ASI】副腎ストレス指数パネル 副腎疲労の有無を確認する検査です。また、コルチゾールの分泌リズムを乱す5つの要因も調べます。 ¥60,500

FAQ

検査結果に問題があった場合、何をすればよいですか?
検査結果によって、ライフスタイルの見直しや副腎機能の改善に役立つサプリメント療法等が医師から提案されます。インスリンやグリアジンの値に問題があった場合には、お食事の見直しも必要になってきます。
唾液の採取は1週間のうちいつ行ってもよいですか?
多くの場合、いつ行っていただいても問題ありませんが、万一、ウイークデーは調子が悪いが週末はとても調子が良い、といった場合には、調子の悪い日の採取がよろしいでしょう。医師と相談して決定してください。