眼瞼下垂症手術(埋没挙上法)
- 30分
- 局所麻酔
- 当日からデスクワーク可能
このような方におすすめ
- 軽度〜中等度の眼瞼下垂と診断されたことがある
- 目が細く、眠たい目のような印象がある
- 目をパッチリさせたい
- 上まぶたのくぼみがある
- まぶたの開きに左右差が大きい
- 皮膚を大きく切らずにはれにくい治療がいい
- 1回の施術でずっと続く効果持続が欲しい
施術の方法
麻酔
局所麻酔だけでじゅうぶんに痛みをなくした状態で治療が可能です。ご希望の方には局所麻酔前に短時間効果を発揮するタイプの静脈麻酔を併用することができますが、まぶたの開き具合を左右で比較する必要があるため、必要時には静脈麻酔の程度を浅く調節させていただきます。
手術
二重まぶたのラインに2ヶ所、2mmほどの小切開をおこないます。
この小切開から、埋没糸を通して、眼瞼挙筋のゆるみをひきあげます。
小切開は縫合を必要とせずに自然に治癒します。
術後の保護
ガーゼや眼帯は付けずにそのまま帰宅していただけます。手術当日からデスクワークは可能です。目のゴロゴロ感をおさえるため、目薬での保護をお願いします。
術前診察と治療法選択のポイント
- 眼瞼下垂の原因、程度、挙筋筋肉と皮膚のそれぞれの状態などを診察したうえで、埋没挙上法が適しているかをご相談いたします。重度の眼瞼下垂や皮膚性眼瞼下垂の場合は挙筋前転法や眉毛下切開も検討します。
- 眼瞼下垂が改善されると目の開き具合はもちろんですが、二重まぶたの幅なども変化し、顔の印象に影響を与えます。予想される変化をご説明したうえで、埋没挙上法が適しているかをご相談いたします。
術後経過
創部から出血することはほとんどありませんが、まれに埋没糸を通す際にまぶたの血管にあたると小範囲の内出血が起きることがあります。内出血は通常数日~1週間ほどで自然に吸収される程度です。 | |
眼瞼挙筋をひきあげると、目に接する粘膜(眼瞼結膜)もわずかに凹凸ができるため、目がゴロゴロする感覚があります。また、軽度の目の充血が起きることもあります。この凹凸や充血は自然に治癒し、違和感は通常数日ほどでおさまります。 | |
ごく軽度のはれが、数日~1週間ほど起きることがあります。 | 埋没挙上法では皮膚のたるみは切除せずにまぶたの開きを上げるので、相対的に二重まぶたは術前より狭くなります。 術後の印象に違和感を感じる場合には、術後1ヶ月ほどのうちに埋没糸を抜去することで術前の状態に戻すことが可能です。 |
起こりうるリスク
- 感染
- 創部の感染の危険性は非常に低いですがゼロではありません。感染の兆候がある場合は、抗生剤治療などを検討する必要があります。
- 埋没糸が切れることによる再発
- 術後1ヶ月ほどは、目を強くこすると埋没糸が切れて眼瞼下垂の状態に戻ることがあります。その場合には再手術が必要となることがあります。目のゴロゴロ感を目薬でおさえながら、目をこすらないようにご注意ください。1ヶ月ほどたつと、ひきあげられた眼瞼挙筋は組織自体がその状態で構築されなおすため、埋没糸が切れても状態は急な再発は起きなくなります。
料金
眼瞼下垂症手術(埋没挙上法) | 軽度〜中等度の眼瞼下垂や上眼瞼にくぼみがある場合などに有効な、埋没糸による切らない眼瞼下垂症手術です。 | ¥385,000 |
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FAQ
術後の痛みはどれくらい続きますか?
手術による痛みはほとんどありません。目のゴロゴロする違和感が数日ほどありますので、目薬を処方いたします。
仕事はいつから復帰できますか?
デスクワークは手術当日から再開できます。運動制限も特にありません。
洗顔はいつから可能ですか?
手術当日から優しく洗顔を開始していただいて構いません。
シャワー浴はいつから可能ですか?
手術当日からシャワー浴、入浴ともに可能です。
お化粧はいつから可能ですか?
まぶたの周囲を避ければ当日からスキンケア、お化粧ともに可能です。翌日からはまぶたも含めて開始していただいて構いません。