【BeautiFill脂肪注入】ほかの脂肪吸引・注入と何が違うの? − その② ダウンタイムがほぼない

2023年3月5日│Blog

  

前回に引き続き、

「BeautiFill 脂肪注入は、ほかの脂肪吸引・注入と何が違うの?」

に対するお答え その②です。

  

【ダウンタイムがほぼない】

その①では、最新式のダイオードレーザー式のLipoLife(ライポライフ)により脂肪細胞を傷めずに高品質な脂肪注入ができるというお話をしました。

この視点を変えると、「痛み、腫れ、炎症、内出血 などのお顔のダウンタイムが少ない」ということになります。

 

  

どういうことかと言いますと、、、

脂肪細胞は不自然に注入する刺激物ではなく、もともと体の中にある細胞ですから、生存した脂肪細胞を適切に注入すれば痛みや腫れを起こす性質はありません。

  

しかし生存脂肪細胞以外の成分、具体的には血液成分や、すでに壊れてしまっている脂肪細胞やそこから流出してしまった中性脂肪、注入後に生き残れずに壊れてしまった脂肪細胞などは、分解吸収の過程で炎症を起こします。

これが注入部位の痛みや腫れ、内出血などの原因になります。

また、それだけではなくこれらの不純物に対する体の反応は、生き残っている脂肪細胞の定着をも邪魔してしまうのです。

   

  

従来の脂肪吸引・注入ではこれらの不純物を取り除くために、遠心分離や荷重遠心分離という操作を加えることが一般的です。

BeautiFill脂肪注入では採取段階から不純物がほぼ混じらず、すぐに注入できる高品質の脂肪細胞が特徴です。この脂肪細胞はきれいなマンゴー色をしているのでMango fatと呼ばれています。

   

mango fat

  

BeautiFill脂肪注入は定着が良いだけではなく、不純物の少ない高品質の脂肪注入をおこなうことにより、従来の脂肪注入よりもさらにお顔の痛み、腫れ、炎症、内出血 などのダウンタイムが少ないメリットがあります。

   

内出血は脂肪注入によるものというよりは、針を刺す行為そのものによるものですから、完全に無くすことはできません。当院では脂肪注入用の注入針を特注し、内出血を極力抑えるようにしています。

   

顔面に注入した後の痛みを感じたという方は今のところおられません。

豊胸など大きなボリュームを注入する場合には、脂肪組織そのものの影響ではなく、伸展した皮膚が痛みを感じることがあります。

   

LipoLifeを使用した場合は脂肪採取部位の痛み、腫れ、内出血などのダウンタイムも従来の方法に比べると非常に少ないですが、術後1週間は採取部位の圧迫下着を着用する必要があります。