モニター希望の方やSNSから、BeautiFill脂肪注入に関するさまざまなお問い合わせをいただいています。
これらに対するお答えをしばらく取り上げていきたいと思います。
まずは一番多くいただくこちらの質問から。
「BeautiFill 脂肪注入は、ほかの脂肪吸引・注入と何が違うの?」
【脂肪注入の定着率が良い】
BeautiFill脂肪注入の際に使用する脂肪吸引・注入機は最新式のダイオードレーザー式のLipoLife(ライポライフ)です。
それ以前の脂肪吸引機は、カニューレで物理的に脂肪組織を壊して吸引する方法(Suction assisted liposuction :SAL )や、超音波のエネルギーで脂肪組織を壊して吸引する方法(Ultrasound assisted liposuction :UAL )などが主流でした。
旧来の脂肪吸引機の共通点は、「脂肪組織を破壊して吸引できる大きさに砕いて吸い出す」ことでした。
そのため、吸い出された脂肪組織はかなりの割合で細胞が破壊されて死んでしまっており、生き残っている細胞も無傷なわけではなく吸引のダメージによって傷んでしまっています。
上のグラフは、10人の方から従来の脂肪吸引機(SAL)とLipoLife(LASER assisted liposuction:LAL)での脂肪吸引の中で脂肪細胞が生存している割合の比較です。
平均すると 従来の脂肪吸引機 79.7% に比べて、LipoLifeは95.7%の脂肪細胞が生きています。
このグラフでは細胞の数だけを数えていますが、従来の脂肪吸引機 で生き残った79.7%の脂肪も、かなり傷んでしまっていますので、体に脂肪注入した際にどれくらい永久に残ってくれるか=定着率で比べるとさらに差が開くことになります。
ヒアルロン酸などの注入材料(フィラー)は、安全性のために分解性の素材(=もの)ですから、3ヶ月から6ヶ月ほどで分解吸収されてなくなってしまいます。
脂肪注入はものではなく生きた細胞ですから、その場所で定着すると永久に効果は持続します。
しかし、従来の脂肪注入は定着率があまり良くないため、通常は複数回の治療が必要とされてきました。
BeautiFillで顔に注入する場合には、注入したボリュームがほぼそのまま定着するので、余分に注入したりせず、計画通りに注入して直後から改善効果を実感し、時間経過による吸収なく永久的に維持できます。
これは従来の脂肪注入からは格段に改善した優れた定着率によるものです。