前回に引き続き、
「LipoLife脂肪吸引は ほかの脂肪吸引と何が違うの?」
に対するお答え その③です。
その③ 【痩せ型や2回目以降の脂肪吸引がしやすい】
一般的に、痩せ型の方や以前に脂肪吸引治療をおこなわれている部位などは、脂肪吸引治療がおこないにくくなります。
痩せ型の方でも局所的な脂肪の沈着に対してボディーコンツーリングを整えるために脂肪吸引をおこなうことはあります。
「脂肪吸引」ですので、脂肪が薄いところからもいくらでも脂肪が取れるわけではなく、あくまで体型のメリハリをつけるために整えるための治療です。
ただ頻度的にはどちらかというと、顔や胸など他の部位への脂肪注入のための脂肪採取として、脂肪吸引をおこなうことが多いと思われます。
もちろん脂肪が少ないということもありますが、痛みを感じやすい筋肉と皮膚のスペースが狭いため物理的に脂肪を壊して吸引する従来の脂肪吸引機では痛みが強いことも脂肪吸引を難しくする原因になります。
また、脂肪細胞の間にある繊維質も多いため、脂肪組織がくずれにくく肉付きの良い方と比較して思ったほど脂肪が吸引されてきません。
脂肪吸引を以前に受けられた方は、脂肪が取られたスペースに体が新たに硬い繊維をつくり、最初の脂肪の状態よりは硬く、より脂肪細胞がガッチリと固定された状態に変化しています。
このため脂肪吸引後も一般的には体重増加によっても新しい脂肪はつきにくいのですが、それでもやはり脂肪がついた場合の2度目、3度目の脂肪吸引はやはり難しくなります。
同じ理由で、帝王切開や、腹部手術、腹腔鏡手術などで操作が加わった部位の周囲も組織は硬くなります。
このような繊維の多い固い脂肪は、従来の脂肪吸引機でくずして取るのはなかなかに難しく、無理におこなうと手術中の痛みや、出血や組織損傷などの合併症、また術後に長引く炎症や痛みの原因になってしまいます。
LipoLifeはレーザーで脂肪細胞をほぐして採取するため、従来の脂肪吸引機と比較するとこのレーザーのサポートのおかげで痩せ型の方や、2回目以降の脂肪吸引の場合にも比較的脂肪吸引がおこないやすいという特徴があります。
とは言え、やはり肉付きの良い方や、初回の脂肪吸引の時よりは難易度が上がりますし、レーザーのパワー・エネルギー設定や手術手技も重要になります。
熟練した専門医の治療が好ましいと言えます。